一瞬
2008/05/18 22:47

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Jリーグディヴィジョン2、第14節
セレッソ大阪VS湘南ベルマーレ

セレッソスタメン
GK 相澤
DF 柳沢、江添、前田、尾亦
MF 羽田、アレー、ジェルマーノ
FW 香川、柿谷、小松

香川と柿谷が2シャドー気味の3トップ。
古橋はベンチ入り、森島(康)はベンチ外。

湘南スタメン
GK 金
DF 臼井、山口、斉藤、鈴木
MF 永田、坂本、アジエル、加藤
FW 石原、阿部

原はベンチ入り。

キックオフ

開始早々、尾亦が阿部にファール。サイドで得たFK、アジエルがクロスを上げる、セレッソは弾くも、ボールは湘南の選手に渡り、再びアジエルへ。アジエルが体勢を整えている瞬間に、香川がカットし、一気にドリブルを仕掛けカウンター。長い距離を走り、小松にパス。しかし、小松はキープするも湘南の懸命のディフェンスもありシュートを打てず。

しばらく中盤で主導権争いが続くが、前半11分、セレッソはディフェンスラインでパスを回し、羽田にボール渡る。羽田はFWと中盤の間の空いているスペースに浮き玉をいれる。これに対し、ジェルマーノが走り込み、GK金のポジショニングを見計らい、バウンドしている球をダイレクトでループシュート。これが金の頭上を越え、ゴール。セレッソ先制。

更にセレッソは、香川のドリブルから右に開いた小松にパス。小松は相手を一人かわしシュートをも、金がなんとかセーブ。

それから柿谷の速く低いクロスやジェルマーノのからタイミングよくオーバーラップした尾亦がダイレクトで中に入れ柿谷が詰めるも斉藤のカバー。柿谷がドリブル突破を図るが、斉藤が立ちはだかりシュートに結び付かなかった。

一方の湘南は先制点を取られたあとペースを握っていた。

アジエルを中心に、ダイレクトで素早く繋いだサイド攻撃を展開。

坂本、アジエル、石原とダイレクトに繋ぎ、サイドを上がった坂本に渡りクロス。阿部にボールが渡るもシュートを打てず。

アジエルが右にポジションを取り、中に切り込んでのシュートは相澤の正面。

更に、後方からのロングフィードから打開を試みる。石原を走らせ、相澤と1対1になるも相澤の飛び出しで防がれる。

再度ロングフィードで今度は阿部を走らせ、相手がバックパスをミスし、コーナーへ。

アジエルのクロスは相澤がキャッチ。

湘南が相手陣内に侵入し、アジエルが坂本にパスし、坂本がミドルを狙うが、わずかにバーの上。

その後も湘南がいいリズムで試合の主導権を握っていたがハイボールやロングボールに対して相澤の飛び出しでピンチを防ぎ、アジエルに対してはボランチの羽田が前を向かせないディフェンスや未然のカットで仕事をさせない場面があった。

前半終了

後半、前半に引き続き湘南がペースを掴み、加藤の正確なサイドチェンジやアジエルのドリブル、それから鈴木、臼井のオーバーラップも増える。

臼井から加藤、加藤から石原、そしてアジエルに渡り、オーバラップした鈴木にパスし、鈴木がシュートも枠を大きくそれる。

更に鈴木が積極的に切り込んでシュートを打つが、これもゴールにならず。

湘南選手交代、阿部に代わりリンコンを投入。


一方のセレッソは守備に回る時間が多かったが、香川がボールを持った瞬間にドリブルで切り込んでいく。それから一気に押し上げて攻勢をしかけるも、湘南の守備もありなかなかリズムをつかめない状態が続いた。

その香川自らチャンスを作り出す。ハーフウェイラインからドリブルを仕掛けペナルティエリア、マークについた斉藤を振り切り、左足でのシュート。これは惜しくもポストに直撃し、ゴールにならず。

更にロングパスから柿谷にボールが渡る。柿谷は速いクロスを上げ、これが相手DFに当たりコースが変わる。枠にいったボールは何とか金が弾き出す。

湘南も坂本からアジエル、アジエルが溜めて、オーバーラップした臼井にパス。臼井が豪快なシュートを放つが、これが不運にもバーを直撃し、ゴールにならず。

その後も湘南はリンコンが引いて前線を基点として攻撃を仕掛けるが、なかなかゴールに結びつかない。

鈴木が速いタイミングでクロスボールを上げ、アジエルが飛び込む。アジエルが飛び込んだ足がブロックにいった相澤の腹に当たり、キーパーチャージ。このプレーでアジエル、イエロー。

ペースを握っていた湘南であったが、セレッソの中盤のジェルマーノ、アレー、羽田の守備に苦しめられ、カウンターを食らう場面が増えてきた。

湘南選手交代、永田に代え原を投入。

1点返すべく前掛りになる湘南であったが、後半44分にジェルマーノが中盤でボールキープし、裏を抜けた小松にスルーパスが通る。小松は金と1対1になり、金を落ち着いてかわし流し込、追加点。

セレッソ選手交代、柿谷に代え藤本を投入。

ロスタイムは3分あったが、そのまま試合終了。

セレッソが4連勝。湘南の連勝が3で止まる。

総括すると、湘南にペースを握られながらもセレッソは最後まで守備が集中し、決定的な場面を与えなかったのが大きい。中盤での羽田の奮闘が光りアジエル対策をできていたし、攻撃では先制点にしろ、追加点にしろ一瞬の隙をついてしっかりと決めたのが大きい。

湘南は全体的にバランスが取れていて、非常に良かったし、攻撃ではダイレクトで素早いサイド攻撃でいいリズムを作っていたが、FWが意図した速く低いクロスボールといった決定的なパスが出せず、決定機を作れなかったのが敗因といえよう。守備でも崩される場面がなかったし、斉藤を中心に安定していたといえよう。

セレッソ
【守備】
相澤はハイボールに対し、何度も競り合ってシュートに持ち込ませなかったのが大きいし、非常に状況判断も光っていた。

右サイドバックの柳沢は献身的なプレスが非常に効いていたし、左の尾亦は速めのプレスが効いていたし、オーバーラップのタイミングも素晴らしかったし、攻撃に厚みを持たせていた。

センターの江添、前田はエアバトルに強さを見せていたが、バックパスの処理や裏を抜ける選手の対応に課題を残した印象。

ボランチの羽田は非常にアジエルに対してのケアがよくできていたし、前に向いてプレーさせない場面もあり、更には尾亦がオーバーラップした後での、カバーであったり、ポジショニングが非常に良く出来ていた。

アレーは非常にプレスが効いていて守備はよかったが、攻撃ではビルドアップが遅く、決定的なパスができなかったり、スペースを有効に使えなかったとこでは状況判断ができていない印象が強かった。

ジェルマーノ、先制点はお見事で非常に素晴らしかったし、守備でもパスでも状況判断が非常によくできており、チームにいいリズムをもたらしていた。

【攻撃】
柿谷、なかなかシュートは打てなかったが、交代まで非常によく動いていたし、クロスでチャンスを演出していた。ただ少し積極性に欠けた印象。

香川、ボールを持つなり非常にゴールへの姿勢が強く、ドリブル突破で何度もチャンスを演出していた。キープ力も高く、運動量も豊富でチームの攻撃を引っ張っていた。

前を向いてゴールに向ってドリブルする姿勢は、梅崎以上ではないか?
是非、今度の代表戦は見たい。

小松、ダメ押しとなる2点目を決めるが、ポストプレーの正確性に欠けた印象が強い。足技もある選手なので、これからに期待。

湘南
【守備】
斉藤を中心に非常に中央は安定していたが、少し中盤での守備が疎かではないかと感じた。香川に対して誰がいくのかというケアやコミュニケーションがもう少しできていればよかったのではないかと思う。

左サイドの鈴木は非常に積極的なオーバーラップで良かったし、左の鈴木は両足とも精度が高く、ゴールへの意識も高く感じられた。
今後、注目の選手。

右サイドの臼井はイージーミスが目立ったのが残念であったが、バーに当たったシュートなど随所に好プレーを見せていた。

永田は前線の選手を追い越す動きはよかったが、キックの精度を欠いた印象。

【攻撃】
ボランチの坂本はミドルや前線まで顔を出して攻撃を支えていたが、もっと石原を走らせるフィードが欲しかったといえる。

アジエル、羽田のチェイスにより思っている以上に仕事ができなかったとはいえ、ドリブルをしかけチャンスを演出していたし、相手に脅威を与えていたが、最後の最後で決定打が出せなかったのが残念。

加藤、正確なキックでサイドチェンジ成功させており、キックの精度の高さを再認識さられたが、もっとFWに対してのボールが欲しかったとこであろう。

石原、スピードを生かしプレッシャーも非常に効いていたし、裏へ飛び出す動きもよかったがなかなかシュートを打つ機会に恵まれなかったといえる。

阿部、ポジショニングはよかったと思うが、全然ボールに絡めていない印象が強かったといえよう。

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